さいごまで家族の会とは?
初めまして。さいごまで家族の会です。
福島県で東日本大震災と原発事故により帰るお家がなくなった子や、保健所に収容されて
いる子たちに新しい家族を探したり、セラピードッグの普及と育成活動、迷子札などの装
着や適正な終生飼養の啓蒙活動をしています。

<里親探し>
お家がなくなったり、保健所に収容されている犬猫を迎え、この子たちを終生を家族の一員と
して可愛がってくれる家族を探しています。
<セラピードッグの普及と育成活動>
※セラピードッグについて⇒
東日本大震災と原発事故により、多くの動物が愛する家族や住む家を失いました。
その犬や猫に新しい家族を探していますが、見つけてあげられないことも多く、多くの犬が
保健所で殺処分になっています。
そんな2011年12月、殺処分寸前に犬を救い出し、セラピードッグに育成している「国
際セラピードッグ協会」に出会いました。
そこで育成された犬たちと触れ合っていくうちに、人々に命の本当の大切さを伝え、被災地
の方々に希望を与えられるのはこれしかないと思い、セラピードッグの普及と育成活動を始
めることにしました。
福島では一年間に飼い主や里親が見つからなかった、犬426頭・猫2362頭、合わせて2788頭
が殺処分となっています。
「福島県では、被災動物の殺処分は行っていない。」と言われています。
ですが、それは原発の半径20q圏内で保護された犬や猫が収容されている「福島県動物救
護本部」のシェルターだけでのことです。半径20q圏外で捕獲された動物(犬猫)は、飼い主
が現れなかったり里親が見つからなければ、皆、殺処分になります。
こんな大災害なのに保健所への支援はわずかで、支援金を届ける術もないままフードが足り
なくなることすらありました。
シェルターとは雲泥の差です。見捨てられる辛さや気づいてもらえない悲しさをたくさんの
人が感じていました。そして平成24年度には、犬426頭・猫2362頭(引き取り含む)、合わ
せて2788頭が殺処分となりました。
※(3)犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況(都道府県・指定都市・中核市別)環境省
福島の職員さん達は、心ならずも動物たちを殺処分をしなければならないという状況にあり、
それは精神的にもとても苦しいことです。
保健所の多くの犬や猫に里親が決まることで、福島の職員さん達がこういった思いをせずに
済みます。そして今も風評被害が残り、多くの人が県外に避難している被災地の福島で、忘
れ去られたように保健所で殺処分を待つしかなかった犬がセラピードッグになれば、福島県
を含む多くの被災地の方々の希望と生きる勇気になると思います。
そして、2020年の東京五輪の時に日本に来てくださる世界各国の方々にセラピードッグを目
指し頑張った犬の姿と被災地の復興を見ていただくことが、震災と原発事故の際にいただい
た温かいご支援への何よりのお礼ではないかと思います。 |
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